誰もが安心して暮らせる川崎市に 川崎市議会議員 山田えり
7月3日に令和元年第3回定例会が閉会しました。自身の一般質問から2点、ご報告致します。
◆令和12年から始まる人口減少!「稼ぐ川崎」の意識を
現在川崎市の歳入はその47・9%が市税(市民の皆様からの税金、法人税や固定資産税等)です。川崎市の歳入は現在6年連続過去最大を記録。そんな本市は令和12年頃には人口減少が始まる予測となっています。
人口減少が始まるとそれに伴い市税頼りの歳入も減ります。ここで大変怖いのが、川崎市は人口減少を経験した事がありません。市も、未経験なのでその歳入減少の度合いは予測が困難である、という事でした。急速な少子高齢化が始まりますので、人口減少となるからといって歳出が減るとは考えにくいです。歳入は減るけど歳出は減らない、という未来が約10年後確実に訪れます。
各種サービスの質の確保は難しいでしょう。市長にもその財政運営について緊張感を持って欲しいという事と自治体自らが歳入を創出できる取組をしっかり考えて欲しいと要望しました。
◆安心安全な生活のための緊急時の情報発信
2月21日に川崎区の小田地区に野生の猿が出没したという情報を、私は小学校の緊急メールで知りました。保育園では園内貼紙で情報掲示をしてあり、その経験から市民属性によって情報取得方法に差があるのでは、と思いました。
皆さん、本情報は知っていましたか?園や学校に通う子を持つ子育て世代は大半の方が認識していましたが、そこに関係していない町内住居者の方は事前ヒアリングの結果、認識されていない様でした。
昨今、「情報発信」には様々な手法がある一方、情報取得のタイミングやその速度に世代間で顕著に差が生じています。緊急時の確実な情報取得は安心安全な生活においては必須です。
情報取得格差が解消し取り残される方がいないよう、世代属性別に発信方法を整理ならびに啓発すべきと要望しました。これからも注視して参ります。
自民党 山田えり市議
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4月19日
4月12日