市政報告 通学路の安全確保について質問 みらい川崎市議団 たむら 京三
川崎市議会議員として初めて一般質問に立ち、3点の質問を行いました。
【1】通学路の安全確保について
川崎市防犯アプリ「みんパト」で「6月6日、幸区内の通学路で登校途中の女子児童がつきまとわれた」との情報が発信されましたが、翌日になってもその近隣の学校では不審者情報を知りませんでした。登校途中ということでもあり、庁内で情報共有し、学校や保護者が連携して初動対応をとることが、今できる唯一の安全対策ではないでしょうか。
アプリの発信課は、不審者情報を流すことが業務で他部署との連携は図っていないとの回答でした。しかし、文科省から「不審者情報や児童生徒等への声かけ事案などについて、警察と連携をとりながら、教育委員会、学校と保護者、地域等との間で情報を迅速かつ確実に共有することが重要である」と通知がされており、議会で情報共有のあり方を指摘しました。
これに対し教育次長は「不審者情報の共有等について徹底する」と答弁。通学路の安全が危ぶまれている現在、安全対策としてスクールガードリーダーの存在は犯罪の抑止力に非常に有効です。全ての市立小学校への配置を議会で要望致しました。
【2】保育士の定員確保と保育の質について
待機児童の減少ばかり話題になりますが、「希望する保育園に入れない保留児童数の削減こそが保護者の願いである」と指摘しました。保育施設の受入れ拡充のため、保育士の確保、保育補助として高齢者の人材活用、併せて質の確保・向上のための取組について質問しました。
こども未来局長は、「保育士の確保、処遇改善のため補助金制度など取組をさらに推進していく」と答弁。民営化が進む中、保育の質の確保は重要な課題です。今後も保護者が安心して子どもを預けて働ける環境づくりに取組んで参ります。
【3】職員の働き方・仕事の進め方改革について
事務の効率化やICT化による業務の改善を行い効率良く業務を進めることを指摘。内部にいたからこそ分かる行政のスリム化を進めて参ります。
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4月26日
4月19日