ビジネス交流会TEX主催の「中小企業応援フェスタ」が20日、ミューザ川崎内のK―NICを会場にして開催された。
ビジネス交流会TEX(甲田和美代表)は、士業向けのWEB集客塾の卒業生らを中心に4年前に設立。50人ほどが所属しているという。同団体が中小企業の社長や個人事業主を対象としたイベントを川崎で実施するのは今回が初。
当日会場では、社会保険労務士や弁護士、薬剤師など各分野における専門家がセミナーを実施。その他にも「ものづくり企業」「お金」「働き方改革」などテーマ別の相談コーナーが設けられていた。
行政書士の太田吉博氏による「一般社団法人設立入門セミナー」には約10人が参加。その中では、「社会的信頼が増す」などの法人設立のメリットと共に「手間が増える」「費用がかかる」「情報公開される」などのデメリットも参加者に伝えられていた。また、これから何を準備するべきかという項目では「わくわくする事業計画」「顧客誘導から逆算したマーケティングフロー」「顧客心理を反映した販促ツール」などが紹介され、「ビジョンの明確化が重要」という言葉に参加者は大きくうなずいていた。
同セミナーに参加した50代男性は「副業で最近勤め始めた一般社団法人の仕組みなど理解を深めたいと思って参加した。とてもためになった」と話した。
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