川崎地方卸売市場南部市場(愛称・川崎幸市場/幸区南幸町)で、例年9月の第2土曜日に開催されていた「さんま祭り」の実施が見送られることが分かった。
祭りを主催する川崎魚市場卸協同組合の関要(せきかなめ)さんによると、今年は全国的にサンマが大不漁で、祭りの開催に十分な供給が見込めないという。
関さんは「組合としてもできるならやりたいが、物が無いことには開催できない。この時期に(地域の)皆さんにサンマを食べて頂けないのは残念」とため息を漏らす。
さんま祭りは14年前から開催されており、同市場の目玉イベントの1つ。昨年は北海道胆振東部地震の影響で一度開催が中止になったが、近隣住民などの希望により開催に至った。関さんによると、とにかくサンマの量が少なく、今年の開催復活は厳しいという。
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