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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2020.02.21

「かながわ駅伝」1区で区間賞を取った
服部 由弥(ゆうや)さん
市立塚越中学校3年 15歳

”闘走心”で夢かなえる



 ○…「区間賞を取れたことは個人的には嬉しいが、駅伝はチームなので2位に終わったことは悔しい」と大会を振り返る。今月9日、秦野市などで行われた「第74回市町村対抗かながわ駅伝」で、川崎市代表チームの1区(3Km)を走り、8分52秒の快走をみせた。



 ○…陸上を始めたのは小学1年生。幼稚園で走ることに興味を持ち、小学生になったのを機に地域の陸上クラブに入会。当時から勝つ事へのこだわりが強く、2年生でより本格的に陸上競技をやりたいと思い、別のクラブに変えた。中学に入ってからはトラック競技の800m、1500mと駅伝に取り組む。トラックではスタートダッシュでレースを引っ張り、最後に抜かれそうになっても小学生の頃に100mで鍛えたスピードでかわすレース展開が得意だ。駅伝はチームメイトに恵まれ、その思いが込められた襷をつなぐことで実力以上の走りができるところが好きだ。



 ○…趣味は日本の城めぐり。名古屋城、松本城、姫路城、犬山城、彦根城などがお気に入り。「昔のままの形で歴史を感じるのとスケールの大きさが魅力的」。部活が休みの日には友だちと買い物に行ったり、ゲームなどをして過ごす。ラゾーナがお気に入りスポットだ。軽く筋トレなどはするが、メリハリはしっかりと付けるようにしている。



 ○…卒業を控え、後輩に「強いだけでなく、人間的にも応援されるチームになって欲しい」とエールを送る。春には法政二高に進学。「手を抜かない、妥協しない」をモットーに練習に取り組み、次のかながわ駅伝でも代表に呼ばれるようにレベルアップをはかる。「陸上をやるからには箱根駅伝を走りたい。そのために高校でも活躍したい」と意気込む。

 

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