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川崎区・幸区版 公開:2020年7月24日 エリアトップへ

幸防火協会会長に今月15日に就任した 金井 弘年さん 幸区古市場在住 80歳

公開:2020年7月24日

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育てられた地域に尽くす

 ○…幸区民への防火意識の啓発活動や、春・秋に行われる火災予防運動時の啓発グッズの提供などを通して、無火災都市の実現を目指す幸防火協会の会長に就任した。「区民の中に『防火とは財産と命を守ること』という気持ちを育てたい」と意気込みを語る。

 ○…小学6年生から古市場に住む。まだ戦後の色が濃く残る中、地域の祭りで手作りの神輿をかつぐなど、自然な形で町内会と関わるようになった。地域に育てられたとの思いが強く、町会の活動に対しては何の抵抗もなく行動してきた。興味あることには顔を突っ込む性分で「いつの間にかその組織の長になってるんだよな」と笑う。

 ○…戦時中は群馬県赤城村に疎開。山の坂を走るときの風を切る感覚が好きで走ることに夢中になった。高校は多摩川対岸の東京高校で陸上部主将。学生時代のフルマラソンのベストタイムは3時間を切る。今も毎日2万歩歩く健脚ぶりだ。中央大学法学部卒業後、神奈川県職員に。知事室経験が長く、内山岩太郎、津田文吾、長洲一二の3代の知事に仕えた。40歳の頃、父親が経営する小鳩幼稚園を継いだ。県の職務専念義務免除という制度を使い、県庁職員と幼稚園理事長の2足の草鞋を履いた。

 ○…80歳にしてますます活動的で、最近3つのことに力を入れる。13年前から開催する金井学園杯争奪野球大会の継続。御幸公園の梅林復活を目指す御幸公園梅香事業推進会議での活動。防災対策としてのドローンの普及。昨年5月には日本ドローン防災協議会を設立。人が足を踏み入れられない場所での捜索、上空からのアナウンス、物資の運搬など、防災での活用の有効性を説き、防火協会会長になったことを機に消防との連携も模索する。

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