「もとき食堂」を立ち上げた元木1・2丁目町内会の会長を務める 飯島 元和さん 元木2丁目在住 68歳
ほとばしる「元木愛」
○…「カレーライスの日」と名付けて、9月27日に初開催したもとき食堂。コロナ禍であっても、外に出て交流してもらいたいと始めた。「子どもからお年寄りまで、たくさんの人が来てくれた。みんなおいしそうに食べてくれたよ」と手応えも感じたよう。開催に至るまで協議を重ね、町内会でチームワークよく取り組んできた。次回の開催も決まり、これからまた忙しくなりそうだ。
○…「人と人のつながり」の輪を広げようと、もとき健康道場を2年前に立ち上げた。ウォーキング・お茶会、ストレッチ、グラウンドゴルフなどを毎週行っている。「イベントがないと人は出てこない。運動やコミュニケーションを通して、健康寿命を延ばしたい」と話す。毎週20人近くが参加しており、和気あいあいと過ごす姿が見られるという。「元木をもっといい町にしたい」。思いが溢れる。
○…元木で生まれ育つ。名前の「元和」は「元木で平和に暮らしてほしい」との思いが込められている。町内の平和を願いながら、子ども会育成会や青少年指導員、少年補導員などさまざまな地域活動を行ってきた。63歳のとき、中小企業の融資のサポートを行う神奈川県信用保証協会の常務理事を退任したことを機に、町内会長に着任。「仕事でずっと総務や企画の仕事をしてきたから、規定を作ったり、イベントを企画するのは得意分野」と笑う。
○…昔から多摩川が好きで、今でも小学3年生の孫娘とサイクリングに出かけることも。大師方面から巡ることもあり、市内の街並みを楽しむ。「いろんな経験をさせてあげたい」と孫への思いを語るが、それは地域の子どもたちにも同じ気持ちだ。元木をより良くするため、奔走する日々は続いていく。
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4月26日
4月19日