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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2026.02.13

一般社団法人 エジミウソンファンズ・アジアで代表理事を務める
林 善徹(よしあき)さん
川崎区中島在住 49歳

  • 林 善徹(よしあき)さん (写真1)

ボールでつなぐ人の輪

 ○...サッカー元ブラジル代表・エジミウソン氏の名を冠した団体の代表理事を務める。昨年12月、川崎区内で行われたサッカーイベントでは、無料のサッカー教室を開催した。元フットサル日本代表選手らを招き、子どもたちが一流の技に触れた一日。「経済的な理由でスポーツを諦める子どもを一人でも減らし、地元・川崎に恩返ししたい」。自身の経験と人脈を注ぎ込み、次世代への支援に奔走する。

 ○...川崎区出身。15歳で単身ブラジルへ渡り、エジミウソン氏とチームメートに。帰国後は川崎フロンターレの入団テストを受けて見事合格。だがわずか1年で戦力外となった。「当時23歳で社会経験もなかった。サッカーを続けるかどうかの瀬戸際だった」と振り返る。選んだのはフットサルの道だった。まだフットサルがプロリーグになる前の時代、アルバイトをしながらボールを蹴り続け、日本一に輝いた。

 ○...2012年、川崎区に子どもの自由なプレーを尊重するブラジル式の練習を取り入れたサッカークラブ「PARAMUNDO(パラムンド)」を設立。転機となったのはコロナ禍だった。スクール生の親が失業で経済的に困窮し、退団を余儀なくされた姿を見て「なにかできないか」とエジミウソン氏に相談。2人で団体を設立した。有名選手のサイン付きユニフォームなどをチャリティーオークションで販売した収益が活動の資金。「アジアにも広げていこう」と、団体名を名付けた。

 ○...川崎区で経営するスポーツバー・AMIGOS(アミーゴス)には、日本代表で活躍した元選手など、多種多様な人々が集う。「人が好きなんです。ここからまた新しい縁を育んでいきたい」。ボール一つでつないできた人の輪を、川崎からアジアへと広げていく。

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