”美少女”の着ぐるみを着用し「ドーラー」として活動する島風榛名(はるな)さん(芸名・横浜市在住)。自らオリジナルの着ぐるみを制作し、イベントなどに出演している。川崎市でも毎秋、川崎駅東口周辺の6商店街で開催する「いいじゃんかわさき」に出演しており、来場者を楽しませていた。今年は同イベントは中止になってしまったが、銀座街や東田商店街のイベントに参加する。
アニメキャラクターのショーを目にしたのを機に、ドーラーとして活動を始めた島風さん。着ぐるみの生地の選定や作り方もすべて独学だ。「外に出ると、子どもからお年寄りまで手を振ったりしてくれる。コミュニケーションがとれるのが魅力」と話す。写真家・蜷川実花さんが開いた写真展の被写体に選ばれたこともあり、活動は多岐にわたる。
川崎のイベントに参加したのは、共通の知人を通じて知り合った三陽フォトスタジオ(川崎区宮本町)の坪井麻衣子さんがきっかけ。坪井さんは盛り上げ役として出演を依頼。島風さんは快諾し、2015年からイベントに参加している。坪井さんは「子どもたちが喜んでいるのを見ると、来てもらってよかったなと思う」と話す。
コロナ禍は島風さんの活動にも影響を与えた。「今年に入ってからはイベントはほとんどなかった。久々に参加できて嬉しい」。久しぶりの出演に気持ちも高まる。
バスカーライブ初参戦
島風さんは銀座街で毎週末行われるバスカーライブの10 月24日(土)と31日(土)に出演(ともに午後2時〜4時)。写真撮影なども可能。川崎銀座商業協同組合の小林一三理事長は「島風さんのことは前から知っていた。これを機にいつでも参加してもらえれば」と期待を込めた。また、東田商店街で10月末以降に企画しているイベントにも参加を予定している。少しずつ、活動が再開できそうな兆しが見えてきた。
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