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川崎区・幸区版 公開:2020年11月20日 エリアトップへ

川崎フロンターレMFで背番号「8」を付けてプレーする 脇坂(わきざか) 泰斗さん 横浜市青葉区在住 25歳

公開:2020年11月20日

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溢れる意欲 にじむ責任感

 ○…今季のフロンターレの快進撃を支えるキープレーヤーの一人だ。分厚い選手層の中にあって27試合中、24試合(11月14日鹿島戦終了時点)に出場し、3得点をマーク。5つのアシスト数はリーグで9番目にあたる。攻撃的MFとして「10ゴール、10アシスト」を今季の目標に据える中、「まずは昨季の5ゴールを上回りたい。アシストもチームトップ、リーグトップを目指したい」と、さらなる存在感の発揮に向け貪欲な姿勢をみせる。

 ○…フロンターレUー18から阪南大学を経て2018年に加入。プロ入り2年目の昨シーズンに頭角を現し、リーグ戦18試合に出場。「勢いだけでピッチに立っていた」というが、今季は「チームを引っ張っていかねばならない」との責任感を胸にプレーする。コロナ禍で試合が中断した時には「サッカーをしたくても、体が健康でも、練習することすらできない」と不安や葛藤がよぎった。ただ、そうした経験があったからこそ「幸せを感じてサッカーができている」と語る。

 ○…私生活では今年6月に入籍。等々力陸上競技場と麻生グラウンドの中間地点に住まいを構える。新百合ヶ丘の練習場近くにあるカフェはお気に入りで新妻とも足を運ぶ。川崎区と中原区の焼肉屋もチームメイトとともに英気を養うスポットにあげる。

 ○…「頭と心の切り替えに苦労した」連戦を乗り越え、優勝が視界に入ってきた。「史上最速を目指します」ときっぱり。今季のターニングポイントはセレッソ大阪にホームとアウェー2試合とも勝利をしたこと。「チームが勝負強くなったと感じた」。市民、サポーターの温かな応援に感謝しつつ「市民と一緒により強いクラブになりたい」とも語った。

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