2年越しの要望が実現 市政報告 各消防団に救助用ボート配備 川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団 林としお
川崎市は全消防署でアルミ製折りたたみボート4艇、救助用ゴムボート16艇の計20艇をこれまで保有していましたが、このほど、市内8つの消防団に救助用ボートをそれぞれ配備(計8艇)いたしました。2年越しで要望してきたことが実現し、少し胸をなでおろしています。
私は2018年の西日本豪雨で河川氾濫により甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町のボランティアに入り、救助用ボートの増強の必要性を痛感しました。そして、その年の台風21号による高潮被害の発生もあったことから、一昨年の決算審査特別委員会健康福祉分科会において「風水害に対する災害対策は喫緊の課題であり、万が一に備えて各消防団にも、洪水ハザードマップを踏まえて、南部の幸区と川崎区の消防団には救助用ゴムボートを配置すべき」と訴えてまいりました。また、昨年の第5回定例会では、川崎市内に甚大な被害をもたらした台風19号の災害対応について質問。この中で、消防団の救助用ボートについては各消防団の意見をもとに、消防団強化対策検討委員会で検討するとの答弁があったことを踏まえ「各消防署への配置も含めて早急に検討していただくよう要望する」と訴えました。
救助用ボートの配備はこの夏、神奈川県内では厚木市や海老名市でも進められたことが報じられていました。「過去最強クラス」と呼ばれる台風や記録的な大雨が増加する中、救助用ボートが市民の救助に役立てられるよう願うとともに、引き続き安全・安心なまちづくりのために取り組んでまいります。
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日