幸区の銭湯・富士見湯にJ1初優勝を決めた際にピッチ上で泣き崩れる中村憲剛さんを描いた銭湯絵がある。この絵に1月30日、フロンターレ私設応援団「川崎華族」のメンバー11人によって横断幕が描き加えられた。
この絵はサッカーJ1・川崎フロンターレと川崎浴場組合連合会の共同企画「ケンゴ湯キャンペーン」の一環で、銭湯絵師の中島盛夫さんが1月7日に描いたもの。
同組合幹事長の星野義孝さんによると、当初描かれた絵ではスタンドのフェンスが白く、「何かさみしい」と感じたことから加筆することを決定。以前から親交もあり、シーズン中に横断幕をかかげスタジアムを盛り上げている「川崎華族」に絵を描いてほしいと依頼した。「One Four KENGO」「GO!KENGO!」「GETケンゴール」など中村さんにちなんだものや「FORZA KAWASAKI」「☆VAMOS SER CAMPEAO☆」などの横断幕が描かれた。
川崎華族の代表・山崎真さんは「地域の人の役に立つなら喜んでと思った。スタジアムの雰囲気が再現できればと頑張りました」と話した。
富士見湯の小林啓介さんは「幸区、川崎区は等々力陸上競技場のある中原区ほど熱心なファンは多くない気がするが、この絵を見てファンになってくれたら嬉しい」と語った。
ケンゴ湯キャンペーンは当初1月9日からスタンプラリーを予定していたが、現在は緊急事態宣言発令を受け延期している。
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