市政報告 川崎駅〜臨海部間のアクセス向上へ!「BRT・連節バス」の導入を検討! 川崎市議会議員 本間 賢次郎
私は初当選以来、川崎駅〜臨海部間のアクセス向上に取り組んでいます。通勤時の渋滞緩和のみならず観光資源にもなる海上交通導入への提言は毎年のように行っており、先週号の本紙でお伝えしたように扇島への交通手段の候補に「海上交通」が挙げられるようになりました。一方、陸路の充実についても「川崎アプローチ線構想」等の検討に取り組んでいます。
そこで私は昨秋、既に「※BRT・連節バス」を導入している横浜市を視察し、実際に乗車して同市交通局と意見交換を行いました。川崎市も川崎駅〜臨海部間の交通環境向上に向け、同バスの導入を検討しており、横浜市の取り組みについて本市臨海部のアクセス向上を担う国際戦略本部とメリットや課題の共有等を行っています。
横浜市は大規模な会議場やホテルが集積しており、ビジネスと観光の両面から連節バスを導入することで利便性の向上を図っています。一方の川崎市は朝の通勤時間帯の3時間の間に川崎駅〜臨海部間のバス利用者が3千人にも上るため、バス停や車内の混雑、多数のバスの運行により交通渋滞を招いており、それらの緩和に向けた導入の検討です。
そうした中、3月12日にメーカーである日野自動車の協力の下、市職員や警察関係者が乗車し、川崎駅東口〜水江町間において試走しました。今後、この試走結果を基に、バス停などのハード面の整備、警察との協議、運転事業者の選定等を行う予定です。
ハード面等以外の課題には、バス2台分が接続された全長18mに及ぶ車両の運転には熟練の技術が必要であり、横浜市との意見交換では「精鋭の運転士を配置した」とアドバイスを得ました。こうした運転士の養成システムを早急に整えなくてはなりませんが、教習スペースの確保やノウハウを得ることは決して容易でなく、先例都市の情報を集め、体制を構築する必要があります。
安全で快適な交通環境を整えるべく、引き続き、積極的な情報収集を行い、行政と連携して取り組んで参ります。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日