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川崎区・幸区 社会

公開日:2021.06.04

京急川崎でテロ対策訓練
オリ・パラ見据え

  • 爆弾処理をする機動隊員

 京急電鉄(横浜市西区/原田一之取締役社長)は5月28日、京急川崎駅で東京オリンピック・パラリンピックが開催されるのを前に、テロ対策訓練を行った。同社、グループ会社、川崎警察署、川崎消防署から約100人が参加した。



 訓練は乗客が整列する駅ホームで不審者がスプレーでガスらしきものを噴霧し、同時に爆弾と思われる不審物を置いて逃走する形で開始。初めに駅員やショップ店員らが乗客らを誘導し避難させた。119番、110番通報訓練では、現場の状況や犯人の特徴などを細かく説明。救急隊は、めまいや吐き気など体調不良を訴える乗客を救出し、薬剤を除去。最後に第2機動隊爆発物処理隊が爆弾らしきものを撤去し、訓練は終了した。



 道平隆取締役専務執行役員鉄道本部長は1972年のミュンヘン五輪でのテロ事件に触れ、「万が一の際は警察、消防の皆さんと連携して対応してきたい」と語った。

 

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