川崎区・幸区 社会
公開日:2021.07.09
幸区社協
Zoom活用を後押し
体験講座に31人
幸区社会福祉協議会(加藤満治会長)は6月30日、オンライン会議ツール「Zoom」の勉強会を開催し、町内会自治会やボランティア団体など31人が参加した。
コロナ下において活動が止まってしまっているというボランティア団体などの声から、社協は3月にZoomの使い方講座を開催。今回は応用編でホスト(会議の主催者)として、アカウントの作り方、会議への招待の仕方などの講義が行われた。
「傾聴ボランティアさいわい」の春田公江会長(73)は、老人ホームなどの施設に出向くことができない中、「傾聴ボランティアは顔を見て話すことが大事。Zoomが活用できれば活動も行える」と可能性に期待を寄せる。一方でメンバーに高齢者が多いことから「こうした講習会は繰り返し行ってほしい」と要望した。
社協は最近のワクチンのネット申し込みで年配者が苦労していることなども見て、今回のような講習会に参加することで「パソコンアレルギー」が無くなることにも期待する。担当者は「コロナ下でも行われている各団体の活動を地域の人たちに情報発信できるように、今後は『YouTube』の動画やウェブサイトなど各団体の活動をPRできるようなものにも取り組んでいきたい」と話す。
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