川崎区・幸区版 掲載号:2021年7月23日号 エリアトップへ

稲毛神社の宮司に6月1日付けで就任した 市川 和裕さん 川崎区宮本町在住 50歳

掲載号:2021年7月23日号

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格式の中にある柔軟さ

 ○…第12代景行天皇の時代から続くとされる由緒ある神社。「若宮司」と呼ばれ、父・緋佐麿(ひさまろ)氏のそばで仕事をするほど「浅学非才の身」と感じることも。30年間宮司を務めあげた父の跡を継ぐことに、「もちろんプレッシャーはある」という。責任の重みを噛みしめながら、宮司として「伝統の根底にある祈りや願いを大事にしたい」と思いを込める。「合理性が求められる時代だからこそ、続いてきた意味や理由に思いを巡らすことが大切」とも語る。

 ○…子どものころは「稲毛神社の息子」と言われることが嫌だった。「極力目立たないようにしていた」と懐かしむ。宮前小、富士見中を卒業し、慶應義塾高校、大学へ。中高大と剣道部で汗を流し、仲間とのドライブやカラオケ、ボウリングと「普通」の大学生活を送った。友人たちと同じように一般企業に就職したいと思ったこともあったという。一方で、幼少期から漠然と感じていた「家業」に入る責任に目を向けたのもこの頃だ。國學院大學の専門課程に進み、鶴岡八幡宮で経験を積んだ。

 ○…大学1年、高校3年、中学3年、小学6年の一男三女の父。末娘が通う宮前小のPTA会長として、7月3日の創立100周年記念式典ではあいさつに立った。「自分の時は60年。100年の歴史はすごい」としみじみ。「地元とのつながりが神社の支え」と地域での活動も大切にする。

 ○…「神社を身近に」との思いからイベントの企画にも熱心だ。神社での講演会やコンサートなどこれまでもユニークな催しを発案してきた。参加者から「来てよかった」といった声をもらうのもやりがいの一つ。「自分が考えたことが結果につながるのがおもしろい」。柔軟な感性で新たな歴史を刻んでいく。

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