川崎区日進町の複合福祉施設「ふくふく」内に、福祉製品の開発支援拠点「カワサキウェルフェアテクノロジーラボ」(略称ウェルテック)が8月31日に開設された。
川崎市が東京工業大学や産業技術総合研究所と連携し、施設運営、企業への支援を行う。ラボ内には福祉施設の居住空間を再現し、ベッドやトイレなどを設置。企業から持ち込まれた福祉製品の安全性やリスク要因などを分析する。さらに、ふくふく内にある高齢者や障害者施設とも連携し、使用実態の解析なども行われる。市の担当者は「福祉現場の中で実際に使用して評価するので、利用者のニーズを反映したよりよい製品づくりができるのがここの特徴。開発したが、製品化を検証する場所がないという地元中小企業が活用できる場ともなっている」と語る。
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