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川崎区・幸区 意見広告

公開日:2021.10.22

小さな赤ちゃんのための母子手帳 県政報告
「リトルベビーハンドブック」作成へ!
県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

  • ママたちと黒岩県知事の面談が実現

 この夏出会った坂上さんは、妊娠24週で370グラムの赤ちゃんを出産された経験のあるお母さんです。2500グラム未満の「低出生体重児」は、2019年に国内で生まれた赤ちゃん約86万5千人のうちの約8万1千人(9・4%)にのぼります。神奈川県でも約6千人(出生数全体の約9・5%)、1500グラム未満は約500人誕生しています。低出生体重児の場合、母子健康手帳に記載の平均的な身長、体重に届かず、成長の速度も異なることがあるため、親が不安で落ち込んでしまうケースも少なくないそうです。坂上さんは「同じように苦しんでいるママたちのために(小さな成長を書き込める)低出生体重児のための母子手帳『リトルベビーハンドブック(以下LBH)』を作ってほしい」と訴えられました。

一人の声をカタチに

 2018年に静岡県で作成されたLBHは、従来の母子健康手帳には無かった1500グラム未満の極低出生体重児の発育曲線や、赤ちゃんのほんの小さな反応も見逃さない「初めて記念日」など、小さくとも懸命に頑張る赤ちゃんの成長を実感できる工夫が盛り込まれています。

 9月14日、私、西村くにこの本会議での代表質問に対し黒岩祐治知事は、「個別の支援を進めていくにはLBHの取組は非常に有意義である」とし、LBHの作成について「親や産科・小児科の医療従事者など関係者のネットワークづくりを進め、(母子健康手帳の配付などを担う)市町村の意見も伺い、検討を開始する」と答えました。インターネットで視聴していた坂上さんは「一人の声がカタチになるなんてすごい!」と喜びを伝えてくださいました。

知事、涙の約束

 10月7日には、リトルベビーのママたちと知事との面談も実現しました。坂上さんは「本当は喜ばしい出産なのに、小さく産んでごめんねという気持ちだった」と語ると、知事は、自身の孫も低体重で生まれたことを明かし「神奈川ならではの温かみのあるハンドブックをつくりたい」と涙を浮かべて約束してくださいました。

 子どもたちの成長を見守り、親御さんの悩みに寄り添えるようなハンドブックの実現を目指してまいります。

西村くにこ

横浜市中区日本大通り1番地

TEL:045-210-7630

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