神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年1月21日 エリアトップへ

京急川崎駅 「さようなら」パタパタ 2月中旬で見納め

社会

公開:2022年1月21日

  • LINE
  • hatena
表示案内が変わるのを待ち構える人たち
表示案内が変わるのを待ち構える人たち

 京急電鉄(横浜市西区/原田一之社長)は1月12日、京急川崎駅ホームの通称「パタパタ」発車案内装置の使用を2月中旬に終了すると発表した。後日、各報道機関が報じると、同駅ホームには別れを惜しむ鉄道ファンなどが、その姿を収めようとスマートフォンなどで撮影する姿が見られるようになった。

 世田谷区在住の塩谷空宙(そら)さん(17)は「古いものや珍しいものが好きで、ニュースで知って撮りに来た。このタイプの案内板は初めて見た。見やすいのになくなるのは残念ですね」と話した。

 同案内装置の正式名称は「フラップ式列車発車案内表示装置」といい、京急線では1986年12月25日に京急川崎駅に初めて導入された。最多時は10駅ほどに設置されたが、時代の流れでLED表示式への転換が進み、現在は同駅4番線・5番線ホームの2台と6番線・7番線ホームの3台のみ。音をたてながら表示を変える様子が現代では「レトロ感がある」との声もあった。

 同電鉄は「パタパタ」の引退を記念して、記念乗車券の発売(申し込み終了)や、参加者のリクエストに応えて様々な案内を表示し、グッズが当たる抽選会を行い、ホテルに宿泊する特別ナイトツアー(申し込み終了)などを実施する。さらに引退記グッズとして、「パタパタ」発車案内装置をデザインした、アクリルキーホルダー、マグネット、定規を2月上旬から発売する予定。

 引退の日は2月中旬とだけ発表されており、混乱を避けるために公表はしないという。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

連休は笑いをお届け

連休は笑いをお届け

川崎区本町で落語会

4月20日

川崎大空襲、悲劇を後世に

さいわい歴史の会

川崎大空襲、悲劇を後世に

延命寺で慰霊の会

4月19日

川崎消防団長に村上氏

川崎消防団長に村上氏

南町で交代式   

4月19日

マリエンで茶道教室

初代市長石井氏を語る

市民団体企画

初代市長石井氏を語る

中原区でシンポジウム

4月19日

生地を募集中

生地を募集中

河原町 すずらんの家

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook