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川崎区・幸区 社会

公開日:2022.03.18

「性暴力にノー」訴え1年
フラワーデモ川崎

  • 性暴力根絶を訴えた参加者ら

 性暴力事件の無罪判決が続いた2019年に始まった、性暴力根絶を訴える「フラワーデモ」。川崎市内で初めて行われてから、今月11日で1年となった。

 当日は、JR川崎駅東口で花束やプラカードを手に訴え。約10人が参加し、一人ずつマイクを通して思いを口にした。

 主催者の一人、菊田由佳さんは「被害者の痛みを知った私たちが、川崎から性暴力をなくしていきたい」と呼び掛けた。

 多摩区の映像関連会社で働いていた女性による元上司からの性的暴行を訴えていた訴訟が、一審の横浜地裁川崎支部の判決を覆し東京高裁で認められたことにも言及。「合意のない性行為は犯罪だと、司法の空気を変えることができた」と語った。

 ロシアによるウクライナ侵略を受けた平和を求めるプラカードもあった。東日本大震災から11年でもあったこの日、参加者らは「震災の避難所でも戦場でも性暴力が起こる。あってはならないこと」と訴えた。

 フラワーデモ川崎は今回の開催で12回目。これまで延べ約150人が参加した。

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