市立渡田中学校ソフトボール部(川崎区渡田向町/宮越大介顧問)が4月に開催された川崎市中学校ソフトボール春季リーグで優勝を果たした。3月に決勝戦があった第22回川崎オープンソフトボール大会、昨年10月の川崎市中学校女子新人ソフトボール大会に続き、市大会3連続優勝。
同チームは現在、3年生8人、2年生4人、1年生5人。3年生が入部した当時は6人がソフトボール未経験者で、1学年上の先輩が不在という状況だった。昨年までは常に1学年上の世代と対戦するという厳しい状況が続いた。そうした中、顧問の宮越教諭はチーム作りをするうえで目標を明確にし、そのための練習を行った。すぐに結果は出ないがよくなってきたところで振り返り、次の課題を共有するという作業を繰り返してきた。練習試合の度に、個人への課題プリントを作ってもいるという。その結果、強い相手との差が段々縮まり自信をつけることができた。
主将の中野ひよりさん(3年)は「初心者の自分たちがここまでこれたのは宮越先生のおかげだと思っている。ソフトだけじゃなく、模範となる生徒になるよう指導を受けてきた。目標は関東大会出場。自信はあります」と力強く語った。
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