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川崎区・幸区 社会

公開日:2022.07.22

消防訓練器材を寄贈
穴水(株)、創業150年で

  • 寄贈品を前に感謝状を手にする穴水社長(左から2番目)と間宮署長

 石油製品の販売などを行う穴水(株)(本社/川崎区下並木)は川崎消防署に訓練用資器材100万円分を寄贈した。贈呈式は7月12日、川崎消防署(川崎区南町)で行われ、穴水雄治代表取締役社長が間宮雄二郎署長に贈った。間宮署長は返礼として市長感謝状を手渡した。

 今年6月に創業150年を迎えた同社の地域貢献の一環として行われた。同社は石油製品の販売や給油所の運営、防災設備の点検など、消防署と関わりの深い事業を展開。2020年から穴水社長が川崎危険物保全研究会会長を務めていることもあり、川崎消防署へ寄贈を決めた。寄贈品は同署との事前協議を行い、心肺蘇生訓練人形、訓練用AED(自動体外式除細動器)、水消火器の要望があったという。穴水社長は「多くの地域の方が(寄贈品で)経験してもらい、ノウハウを身につけ、人命が救われるとありがたい」と願いを込める。

 寄贈を受け、間宮署長は「一人でも多くの市民の方に、いざという時の行動を経験していただけるよう、防災、救急の普及啓発活動を推進していく」とコメント。今後は自主防災訓練などで活用していきたいとしている。

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