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川崎区・幸区 教育

公開日:2022.11.18

ボール遊び、楽しさ実感
大島小校庭開放で

  • ドッジボールを楽しむ児童ら=大島小学校

 子どもたちが安全に遊べる場所を確保するために、放課後や休日の校庭開放を進める川崎市の「みんなの校庭プロジェクト」の一環で、11月12日、市立大島小学校(川崎区浜町/大窪誠校長)で「校庭プレイパーク」が行われた。

 午後1時から4時までに、児童60人と保護者約20人が訪れた。校庭ではバスケットボール、サッカー、ドッジボール、野球といったボール遊びや、竹馬、長縄跳び、木製のピンを倒して点数を競うモルックというフィンランド発のパラスポーツなど、児童らは思い思いの遊びを楽しんだ。体育館ではボッチャや車いすバスケットボールの体験も行われた。

 同小5年生の島崎好平さんは「いつも遊んでいる公園ではバスケットができない。今日はいろんなスポーツができて楽しい」と話した。6年生の八木下昇樹さんは「大人もいて安心して遊べる。校庭は広いので野球やサッカーなど普段は公園でやれないことができた。また開いてほしい」と要望した。

 3年女児と2年男児の母親は「公園はボール禁止のところが多いので、ボール遊びができる校庭はありがたい。子どもがミニバスケをやっているので、公園にゴールが欲しい」と希望も語った。

 増田宏之川崎区長は「子どもたちのうれしそうな顔を見ると、このイベントをやった甲斐があった」と手応えを感じていた。

 幸区の市立古川小学校(古川町/田中仁浩校長)でも11月9日、午後2時から4時30分に低学年と高学年に分かれ、校庭開放が行われ、低学年約200人と、高学年約150人が放課後の校庭遊びを楽しんだ。高学年の回では幸高校のボランティア約50人も参加。児童にバスケットボールや、サッカーを教える場面もあった。

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