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川崎区・幸区版 公開:2022年12月2日 エリアトップへ

「このちゃんに心臓病移植を」 救う会 募金呼び掛け

社会

公開:2022年12月2日

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入院生活を送る五十嵐好乃さん=父親・好秀さん提供
入院生活を送る五十嵐好乃さん=父親・好秀さん提供

 重い心臓病を患う五十嵐好乃(この)さん(10)が米国で移植手術が受けられるよう、支援者が「このちゃんを救う会」を設立。11月中旬から募金活動を展開している。目標金額は5億4千万円。父親の好秀さん(46)=幸区在住=は「ため息の出る金額で申し訳ない気持ちでいっぱいだが、娘は家に帰る目標をもって毎日治療に励んでいる。わがままかもしれないが、諦めたくない。生きるチャンスを頂きたい」と語る。

 好乃さんは2020年に風邪のような症状を発症。快方に向かう気配がない中、21年5月に拡張型心筋症との診断を受け、国立成育医療研究センターで入院生活を送る。現在は補助人工心臓EXCORで命をつないでいるが、病気が進行性で、もう一つ心臓にポンプをつける手術が必要になる可能性もある。感染症や血栓による脳梗塞のリスクも考慮し、心臓移植を決断した。

 好秀さんによると、現在、好乃さんは母親の瑞美さんの付き添いのもと、週に2日、通う御幸小学校の授業をオンラインで受けている。明るくて活発、面倒見がよい性格だという。「入院をしている子の気持ちがわかるからこそ、人のために仕事がしたい」と、将来は看護師になることを夢見ている。

 救う会は好乃さんが通っていたダンス教室や小学校、幼少時代の友人の父母らで発足。同会の舘勇紀代表によると、当初は今年3月頃からの活動を計画していたが、移植手術のデポジット(保証金)の判明に時間がかかったことから8カ月遅れてのスタートとなったという。目標金額は円安の影響も受け、道は険しいが「一日も早く渡航させてあげたい」と伊興部崇代表代行は語る。現在の募金額は3900万円ほど。同会は金融機関での振り込み口座も開設したほか、今後は川崎駅などで街頭募金活動を行うとしている。救う会への問い合わせはウェブサイト(このちゃんを救う会 検索)などで受け付けている。

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