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川崎区・幸区 教育

公開日:2023.01.27

手荒れケア法を伝授
製薬会社、わくわく児童に

  • クリームを手に塗る児童ら

 ユースキン製薬株式会社(川崎区貝塚/野渡和義社長)はコロナ禍での手洗い消毒の影響で手荒れに悩む小学生に向け、「手の肌をまもれ!めざせ!ハンドケアマスター」と銘打った出張授業を展開している。

 1月18日には市立浅田小学校わくわくプラザ(川崎区浅田)で1年生から6年生の39人を対象に行った。

 児童らは自分の手の状態を観察することからはじめ、かさかさしていないか、傷がないかなどを確認。教材のスライドを見ながら、手荒れにならない肌にやさしい手の洗い方として、ぬるいお湯と泡でやさしく洗うことを学んだ。次に手肌の水分量をチェックすると乾燥状態とされる36%以下の児童も数人みられた。そのうえでハンドクリームを塗り、同社制作のアニメ動画『ちょんまげさんが逃げた』を見ながら、手の甲、手のひら、指先までのハンドケアを実践。再度水分量を測るとほとんどの児童の数値が上がった。4年生の男子児童は「楽しかった。家でもやってみる」と満足した様子だった。

 わくわくプラザの志村明子さんは「子どもたちの手荒れは深刻で、去年もやってもらって少し改善がみられた。アニメ動画など分かりやすく、楽しみながら学べるこうした講座は有難い」と感謝した。

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