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公開日：2023.01.27
県政報告
受験生に希望とチャンスを！
県会議員（川崎区選出）公明党 西村くにこ
神奈川県教育委員会は、新型コロナウイルスに感染するなどして県立高校入試の本試験（２月14日）を受験できなかった人向けの「追検査」について、本年度に実施する入試では試験会場を志願先の高校に変更すると明らかにしました。これは、昨年11月21日の県議会新型コロナ対策特別委員会における、私の質問で明らかになったものです。
県立高校入試 追検査を受けやすく！
例年、追検査は50人程度が希望し、県内１カ所で実施していました。しかし、昨年は希望者が３３０人と大幅に増加したため、会場を急遽２カ所に増やして対応しました。増加の原因は新型コロナ感染拡大の影響とみられ、本年度は遠方の受験生に配慮して志願先の高校で実施し、また日程もコロナの隔離期間を考慮して2月22日（水）とすると答えました。
｢無理せず受験｣の制度を創設
２０１６年２月、神奈川県で受験生と母親の死亡事件が発生。インフルエンザに感染しながら受験した生徒と母親の心中とみられています。受験生は「試験が上手くいかなかった」と落ち込んでいたということです。私は、二度とこんな悲しい事件を引き起こしてはならないと、文教常任委員会で、インフルエンザをはじめとする感染症や突発的な事故等で入試日に受験できない生徒のために、別日実施の「追検査」を行うべきだと、急病の受験生への配慮を求めてきました。その結果、神奈川県では２０１８年から追検査の制度が始まりました。
コロナ対策の｢追加の検査｣も
コロナ下においては、感染していなくとも濃厚接触者となる可能性も高く、改めて追検査の必要性、重要性が問われます。
またさらに、コロナ感染などで本試験や追検査も受験できなかった人を対象とする「追加の検査」も３月９日（木）に実施されます。
受験生に希望とチャンスを！「サクラサク」春を祈ります。
西村くにこ
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横浜市中区日本大通り１番地
TEL:045-210-7630
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