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川崎区・幸区 社会

公開日:2023.07.28

暴力団根絶へ決意新た
 臨港地区 関係団体が総会

  • あいさつする澤田会長

 川崎臨港暴力団排除対策推進協議会(澤田英樹会長)の総会が7月14日、川崎フロンティアビル(川崎区駅前本町)で開かれた。委任状を含め52人が出席し、暴力団排除に向けて誓いを新たにした。

 あいさつに立った澤田会長は、昨年11月1日に改定された神奈川県暴力団排除条例について言及。「一般市民にも暴力団による犯罪を許さない社会機運がいっそう高まりを見せている。会員一同、暴力団の存在しない明るいまちを築くため、暴力団を『恐れない』『金を出さない』『利用しない』『協力しない』の「暴力追放三ない運動+1」を合言葉に、排除のために力を尽くしてほしい」と呼びかけた。

 同会顧問を務める仲戸川博幸川崎臨港警察署署長は、前任の暴力団対策課暴力団排除対策室長時代の経験談を交えながらあいさつ。「暴力団は、社会情勢の変化に敏感に対応して薬物密売や特殊詐欺などに深く関与する。あらゆる場面で不当要求行為を繰り返しながら資金を獲得している。暴力団との関係を遮断しきれない場合は警察署へ相談してほしい」と力を込めた。

 総会ではまた、神奈川県警の暴力団対策課担当者が最近の暴力団情勢をテーマに講演を行った。不当要求の手口と対応を紹介するDVDを放映し、参加者は映像に見入っていた。

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