かわさきドリームミュージカル実行委員会の会長を務める 嶋田 正邦さん 幸区新川崎在住 52歳
大好きな「幸」を推し活中
○…幸区に残る太田道灌の築城伝説をミュージカルにしようと奔走している。思い立ったのは1年前。「地元の文化や歴史を広め、子どもたちが自由に表現する場を作りたい」と、議長を務める日吉中学校区地域教育会議のメンバーと実行委員会を立ち上げた。企画を練り上げ、幸区からも提案型共同事業の採択を受けた。来年3月の発表会に向け、楽曲の制作や資金集めに忙しい毎日を送る。「子どもたちが故郷である幸区に愛着をもつような作品にしたい」
○…群馬県の前橋市生まれ。宝塚ファンだった母がいつも歌を口ずさみ、音楽が流れる家庭で育った。その影響から演劇好きになり、今でも劇場に足しげく通う。「子どもたちが歌ったり踊ったり自由に表現する場所がない」。地域活動の中で感じたことがミュージカルを企画するきっかけにもなった。作品は自ら脚本や歌の作詞を手がけ熱を込めた。準備期間が短く発表会では短縮版を上演予定。次回公演で本格的に参加を募る計画だ。「長く愛される作品にしたい」と意気込む。
○…日吉中学校のPTA会長を務めた2019年、大ヒットした小学生向けの「うんこ漢字ドリル」とコラボして「うんこ交通安全ドリル」を作り話題に。昨年は、日吉地区で新たな催し「HI4CITY(ヒヨシティ)」を開催。地元の4つの魅力を織り交ぜ好評を博した。「前例踏襲は嫌だ」と豊富なアイデアで盛り立てている。
○…「好奇心旺盛でハマりやすい性格」。趣味のランニングは、月に1度はフルマラソンを走る。1年で映画は50本観賞し本は100冊を読破。「文武両道が趣味」と笑う。今ハマっているのは幸区。「大好きな幸区を応援したい。言ってみれば『推し活』に夢中になってます」
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12月8日
12月1日