川崎区・幸区 社会
公開日:2023.11.17
川崎消防署
ルフロンと合同訓練
秋の火災予防運動の一環
川崎消防署は11月9日、「秋の火災予防運動」の一環として川崎区日進町の商業施設「川崎ルフロン」と合同で消防訓練を行った。
当日は、同施設のテナント従業員約100人が参加した。地震発生のアナウンスを合図に訓練がスタート。「自衛消防隊」が中心となって防災センターへの連絡やけが人の救護、客の避難誘導などを実践した。
発火場所は2階フードコート内のハンバーガーショップの想定で、駆け付けた消防隊員は低姿勢で少しずつ前に進み、放水までの流れを確認した。その後は、火災現場からの緊急脱出訓練も実施し、約30メートルの高さから垂直降下した。
当日現場を統括した同署の中村幸雄さんは「大型商業施設で多く使用している電気機器やコンセントが原因の電気火災が増えているので注意してほしい」と呼び掛けた。
火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、大規模商業施設の自衛消防隊との連携を強化し、地域の防火安全対策の向上を目的として行われた。
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