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川崎区・幸区 文化

公開日:2023.12.01

小・中学校に配布
食事用マットで江戸気分
区、川崎宿400年記念し

  • 特別仕様のランチョンマットを手にする児童たち=川崎小学校

 川崎区役所は、東海道川崎宿起立400年のデザインをあしらった紙製のランチョンマットを市内全校の小学校と一部中学校に配布した。

 ランチョンマットは、奈良茶飯が給食で提供される日に合わせ、幸区は11月13日、川崎区は21日に配布された。奈良茶飯は、江戸時代に奈良の東大寺などで食べられていたもので、炒った大豆や黒豆、焼き栗などを煎茶と塩で炊き込んでいる。川崎宿万年屋の名物で『東海道中膝栗毛』に登場し、全国的に有名になった。

 当日は、給食が提供される前に校内放送で奈良茶飯や配布されたランチョンマットについて説明された。旧東海道沿道に立地する川崎小学校へ東海道川崎宿起立400年プロジェクト推進会議の石渡稔也副会長が訪れ、6年生に向けて川崎宿の歴史などについて解説した。

 同校6年生の鳥羽汰月さん(11)は「川崎宿のことについてより深く知れる機会になった。400年前から食べられている奈良茶飯を食べられてうれしかった」と笑顔を見せた。

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