川崎鶴見臨港バス(株)(平位武取締役社長)は3月25日、同社塩浜営業所(川崎区塩浜)でEVバスのお披露目会を実施した。
大型EVバスの路線バスとしての運行は、川崎市内では初となる。浜川崎営業所(川崎区鋼管通)と神明町営業所(幸区神明町)に1台ずつ導入され、26日から運行を開始した。主に川崎駅西口と東口を発着する路線を担当している。
今回導入されたEVバスは、再生可能エネルギー由来のCO2フリー電気が使用され、走行によるCO2の発生が実質的にゼロとなる。エンジンがないことで車内のスペースも広く、段差も少なくなっている。使用している部品数も従来の軽油を使用して走るバスよりも少なく、人手不足である整備士の負担軽減も期待できるという。
使用している蓄電池は3時間の充電で満タンになり、バスの1日あたりの平均走行距離100〜130Kmを問題なく走行可能。また、災害時の非常用電源としての利用も期待できる。
あいさつに立った平位取締役社長は「バス業界も厳しい状況だが、未来の地球環境を守るためにも、できることをしていきたい」と力を込めた。
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