市政報告【6】 プラごみ一括回収スタート確実な広報戦略で周知を あしたの川崎・日本維新の会市議団 (幸区選出)なすのあやか
家庭のプラスチックごみの一括回収が4月から川崎区で始まります。幸区、中原区では令和7年度、それ以外の区では8年度に実施されます。これまで「普通ごみ」として収集・焼却していた「プラスチック製品」が「プラスチック製容器包装」と一緒に収集されるようになるのです。
この取り組みは、ごみの減量化・資源化の推進の一環で、市によると、一般廃棄物処理基本計画第3期行動計画で定めた令和7年度の1人1日あたりのごみ排出量は令和2年度比で30g削減、プラスチック製容器包装の分別率は45%になると見込んでいます。市は令和12年度までにプラスチック資源の分別率60%を目指すとしています。
一括回収は市民にとっては分別がさらに楽になり、喜ばしいことですが、同時に周知啓発のあり方が重要です。単なる広報ではなく分別行動につなげていかなければいけません。
例えば川崎区には市内の中でも多くの外国人住民が住んでいます。外国語をルーツとした市民に対しての広報と7、8年度に向けた対応を伺うと、市は英語、中国語、韓国・朝鮮語の3カ国語に翻訳した広報チラシを作成し市ホームページに掲載。言語はフィリピノ語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語にまで広げていく予定とのことです。
転入者向けには、区役所窓口で案内資料を配布したり、宅地建物取引業協会会員の不動産業者や市内にある大学の協力のもと、本市のごみ分別ルールをお知らせするチラシを配架しているとのことです。
広報効果はゴミ収集時に現れます。特にリサイクル率向上を目的とした広報活動は、より着実で効果的な広報戦略を発揮していく必要があります。議会では現場と連携しながら変化に応じた対策を柔軟に打っていくよう要望しました。
なすのあやか
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4月26日
4月19日