川崎区・幸区 文化
公開日:2025.07.25
全国から風鈴集まる
30回目の「風鈴市」
今年で30回目となる恒例の「風鈴市」が7月17日から21日まで川崎大師 平間寺(川崎区大師町)で開催された。主催は川崎大師観光協会と川崎大師表参道商業協同組合。全国各地から特徴の違う約800種類の風鈴が集結し、訪れた多くの人々に涼しい音色を届けた。
風鈴はガラスや陶器、真鍮などさまざまな素材でできており、音色も異なる。また展示を行うだけでなく、参拝者が気に入った風鈴を実際に購入できるのも特徴の一つだ。同寺広報課の楠智津子さんは「砂鉄でできている宮城の松笠風鈴は、音がすごくきれいなので毎年人気。今年も初日で売り切れると思う」と盛況ぶりを話す。値段も風鈴によって異なり、中には一つ7万円もするガラス製の薩摩切子風鈴などもある。
同寺大本堂で厄除けや商売繫盛、家内安全を願い、祈禱された「厄除けだるま風鈴」は江戸風鈴作家の篠原正義氏によって製作されたガラス風鈴。初めて風鈴市を訪れ、だるま風鈴を購入した中川恵美子さん(59)は「今年が厄年なので、お祓いの意味を込めて友達と来た。お家に飾って、涼しい音で少しでも涼を取れればうれしい」と笑顔を見せた。同協会の森明弘専務理事は「各地で風鈴市が開かれているが、全国の風鈴が集まるのは川崎大師だけ。いろんな風鈴を、目と耳で楽しんでくれたのでは」と目を細めた。
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