川崎区・幸区 意見広告
公開日:2025.07.25
県議会報告
警察官の猛暑対策を推進
県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
7月18日、関東甲信における梅雨明けが、平年よりも1日早く発表され、これからは、一層厳しい暑さが続くと予想されます。温暖化の影響等により、熱中症災害が年々増加していることから、本年6月からは、企業における熱中症対策が義務化されました。猛暑の中を様々な装備をつけてパトロールに従事する警察官においても暑さ対策は必要です。
特注品の空調ベスト
6月9日、神奈川県警は、猛暑に制服で勤務する警察官向けに、空調ファンを内蔵したベストの支給を始めました。これまでも、夏の制服の着用期間を延長したり、首の周りを冷やすクールタオルや紫外線をカットするサングラスなどを活用できるようにしてきましたが、冷却グッズは屋外では長持ちせず、抜本的な解決にはなっていませんでした。公明党は、現場の警察官の声を聞き、神奈川県庁の財政当局や県警本部に対し、空調ベストの導入を訴えてきました。加えて私は、昨年度の防災警察常任委員会で、通常、着衣の上に羽織る空調ベストを、警察官の命を守る「耐刃防護衣」の下に着用できるようにすることが必要と要望しました。これを受け神奈川県警は、防護衣の下に着る特注品を完成させました。
警察官の装備は約5キロ!?
県警と業者で試作を重ねながら完成した空調べストは、着用時に空気の通り道を確保するためのクッションを装備し、約900グラムいう軽さも実現できました。空調ベストの上に着る鉄板の入った耐刃防護衣は、重さが約3キログラム、装備の総重量は約5キログラムもあるためです。ファンから出る冷風の強度は4段階、暑さに応じて風量の調整もできます。支給の対象は、機動隊員や地域の警察官で、約6200着を用意しています。
この夏も県内では数多くのイベントが開催され、8月に横浜で開かれるアフリカ開発会議には世界から要人をお迎えします。空調ベストが、警察官の熱中症防止の一助となり、安全・快適に任務遂行できることを期待します。
西村くにこ
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横浜市中区日本大通り1番地
TEL:045-210-7630
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