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川崎区・幸区 文化

公開日:2026.04.24

九ちゃんの歌で「上を向いて」 川崎郷土・市民劇 5月9日から

  • 稽古に励む出演者ら

    稽古に励む出演者ら

  • ハナさんハウスのイベントの様子

    ハナさんハウスのイベントの様子

 川崎市ゆかりの人物を題材にした創作劇を一般公募した市民が演じる「川崎郷土・市民劇」が5月9日(土)から始まる。

 10回目の記念となる今公演は、川崎で生まれ育った大スター「上を向いて歩こう」で知られる坂本九さんがモチーフの「あるくうた―九ちゃんに逢いたくって―」だ。

 10代からシンガーソングライターを目指し、挫折と葛藤を繰り返し年齢だけを重ねてしまった主人公が、坂本九さんの歌と出合い、再生していく。そんな「人生応援歌的演劇」となっている。作・演出を手掛ける川崎市在住の演出家で劇作家の大西弘記さんは「素敵な明日があるさと思えるそんな瞬間を共有できれば」としている。

 キャストは公募。今回、過去最多の応募があり、19歳の大学生から85歳までの52人を選出。「見上げる組」と「歩く組」のダブルキャスト公演となる。

 川崎郷土・市民劇上演実行委員会が主催。城谷護実行委員長は「この公演が人生に悩んでいる人たちの活力になってほしい」と述べる。

 公演は全4回。5月9日(土)と10日(日)は多摩市民館。16日(土)と17日(日)はエポックなかはら。全て14時開演(13時30分開場)、指定席は3500円、自由席は3000円、学生・障がい者は1000円(自由席)。詳細は川崎市文化財団ウェブサイトなどで確認できる。

各地で機運高める企画

 この市民劇に関連して川崎市内では2月7日から、写真展や映画「上を向いて歩こう」の上映会など、坂本九さんに関連する7つのイベントが開かれ、今回の上演に向けての機運を高めた。

 4月13日に行われたハナさんハウス(川崎区渡田新町)では坂本九さんの曲を歌う企画が行われ、約40人が参加。主催の池田ハルミさんは、「『上を向いて歩こう』は集団就職の時代、孤独に寄り添ってくれる歌だった。みんなで一緒に歌えて貴重な思い出となった」と話した。

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