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かながわ部活顧問賞を受賞 県相水泳部顧問・細田教諭 IH(インターハイ)出場3回の功績

公開:2011年3月31日

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 県立相模原高校(塩谷和雄校長)の水泳部顧問・細田秀明教諭がこのほど、神奈川県教育委員会から「かながわ部活顧問賞」の表彰を受けた。これは、インターハイ出場3回、関東大会7年連続出場などの同校着任以来11年間にわたる功績が評価されたもの。同賞は県教育委員会主催の企画「かながわ部活ドリームプラン21」の中で受賞されたもので、今回は県内の高校部活動の顧問3人が選ばれた。区内では今回が初の受賞となる。

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愛好会から急成長

 細田教諭が赴任した平成12年、同校ではまだ水泳部はなく、「水泳愛好会」だった。選手は数人、市民選手権しか出場できない全くの無名状態。しかし細田教諭が顧問を務めるようになってからは部員の力が着実に伸びていき、1年目で関東大会に出場できるまでになった。その6年後には、悲願だったインターハイ出場も叶えた。

 部員の実力を伸ばす秘訣として、細田教諭は「生徒1人ひとりをよく見て、その子が持っている良いところをほめて伸ばしてあげる。あと、生徒を信じて最後まで諦めないこと」と語った。

 輝かしい成績の裏側で、北相地区高大連の委員長を16年間務めたことも受賞の一因に。選手権大会を盛り上げる画期的なアイディアや、他校顧問のサポートにも積極的に取り組んでいる姿勢も、県内部活動の活性化を推進したとして評価された。

県相水泳部・細田教諭が顧問賞

「次は日本一」

 細田教諭はもともと、外資系企業の営業マン。元・民間を生かし、教師になってからは画期的なアイディアで生徒たちを引っ張ってきた。

 最初に赴任した横須賀高校では、サッカー部の顧問に。万年最下位という状態だったが、定時制高校としては画期的な「全生徒部活加入制」を発案。3年後には地区総合準優勝に導いた。

 その後転任した厚木北高校で、水泳部をゼロから創設。県大会出場を果たし、名門と言われるほどの礎を築いた。前校の上鶴間高校でも着任して4年で関東大会出場を果たすなど、赴任先のそれぞれの部を強豪校に育ててきた。

 現在、県相水泳部でのモットーは「挑戦」。どんな目標を達成しても、常に上を目指すことを生徒たちに伝えている。「1人じゃないから、頑張れるんだと思う」。部員の1人がこう語るように、初心者にも教えあって成長するなどチームワークが部内に確立されている。

 次の挑戦はインターハイで日本一になること。細田教諭は、「チャンスが必ずくると思って、やるしかないですね」と飽くなきチャレンジ精神を見せていた。

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