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日大三V 魅せた ご当地4選手 関係者からは続々と祝福の声

公開:2011年8月25日

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横尾選手(右)と岩永コーチ(昨冬のホワイトボーイズOB戦にて)
横尾選手(右)と岩永コーチ(昨冬のホワイトボーイズOB戦にて)

 熱戦に次ぐ熱戦で今年も盛り上がりを見せた夏の高校野球。10年ぶり2度目となる栄冠を手にした日本大学第三高校(町田市)硬式野球部では、相模原市にゆかりのある4選手が優勝の原動力となった。そんなご当地選手をよく知る市内の関係者に話を聞いた。

 高校通産55本塁打を誇り、プロのスカウトも熱視線を送る日大三の主砲・横尾俊建選手。選手権では、4番サード、副キャプテンとして優勝に大きく貢献した。横尾選手は、中央区を本拠地に活動する相模ホワイトボーイズ(田名)の卒団生。指導した岩永一志コーチ(51)によると、中学生の頃から身体は大きく、当時も4番で三塁手と捕手をこなした。「迫力のある打撃が持ち味。おっとりした性格で周りに流されず我が道をいくタイプだった」と振り返る。当時の横尾選手の弱点はインコース。「パワーはあるが、インをうまくさばけなければ、上では通用しないぞ」とアドバイスを送ったという。あれから3年。甲子園での活躍を観た岩永コーチは「インコースを逆らわずにセンター前へ運んでいた。成長の証だね」と目を細めた。

チームの要は大野北中卒

 日大三のエース・吉永健太朗投手を巧みにリードし、攻守に存在感を見せた捕手の鈴木貴弘選手は大野北中学校(淵野辺)の卒業生。1年生の時に担任を受け持った同校の北川夕教諭(33)は、「とても元気な子。合唱の委員を3年間務め、クラスをまとめてくれたのが印象的だった」と話す。鈴木選手は当時から「自分は甲子園に行くんだ」と意気込んでいたそうで、「行きたいじゃなく、絶対行くんだという信念のようなものを感じた。彼が目標を果たし、とても嬉しく思っています」と祝福の言葉を寄せた。

 一方、勝負強い打撃でチームを引っ張った二塁手の菅沼賢一選手と左翼手の谷口雄大選手も、それぞれ相模原南リトルシニア(田名)と大野南中学校(南区文京)の出身。 

日大三Vに続々と祝福の声

 菅沼選手の当時をよく知る南リトルシニアの山岡幸雄監督(68)は、優しくて、とても真面目だった菅沼選手の性格を明かし、「(優勝は)関係者みんなで喜んでいます。大学でも野球を続けて、成長をみせてほしいですね」と期待を寄せた。 中央区相模原のクボタスポーツは日大三の選手御用達のスポーツ用品店。同店の久保田洋行店長(37)は用具の補修や納入で、日大三に出入りしており、選手らとは旧知の仲。今夏は甲子園まで足を運び、熱い声援を送った。「フルスイングが魅力の横尾、ガッツ溢れる鈴木、いつもニコニコ楽しんでいる菅沼、俊足巧打の谷口。市内にゆかりのある選手の活躍に私も力をもらいました」と久保田店長。市内でも日大三が残した偉業に、多くの人が胸躍らせる夏になったようだ。

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