戻る

さがみはら中央区 トップニュース教育

公開日:2012.03.01

淵野辺東小
30周年でラジオ番組制作
シリーズ放送を記念CDに収録

  • 元気に収録に臨む児童

 市立淵野辺東小学校(東淵野辺/小笠原信夫校長)はこのほど、今年度に創立30周年を迎えるにあたり「記念CD」を制作した。昨年から地元ラジオ局・エフエムさがみで全7回にわたり放送された番組などが収録されている。全校児童の一人一言や地域住民からのメッセージも記録されており、同校では「周年記念事業をラジオ番組としてシリーズ化することは史上初では」と話している。



 同校では一昨年の5月から、PTAや学校関係者などによる周年記念行事の実行委員会を結成。企画を検討する中で、エフエムさがみと繋がりのあるメンバーの一人からラジオ番組を作る案が出されたことで、記念に残そうと制作に乗り出した。制作指導と編集を同局が行い、7人の保護者ボランティアが収録や番組の司会を担当した。



 番組名は「はばたけ東っ子」。昨年4月から今年1月まで、計7回放送された。冒頭20分に各学年の児童が「将来の夢」「頑張りたいこと」など一人一言を発表。残りの40分で初代校長と初代PTA会長による開校当初の話、校内外で活躍するボランティア団体の紹介、卒業生で元サッカー日本代表・戸田和幸選手の出演など、関係者がこれまでの30年間を語る内容となった。



 スタジオ収録や編集を担当した同局の川畑良介ディレクターは、「番組制作に関して何も知らない人が集まり始まったプロジェクトだったが、皆さんの熱意と努力で素晴らしいものになったと思う。CD化により、良い思い出として形に残るのでは」と振り返った。



音にこだわり



 記念CDは2枚組になっており、Disk1にラジオ番組を収録。Disk2には「東小 音の玉手箱」として、校内放送やチャイムなどを集めた「学校の一日」、各学年の児童による合唱など、”花と緑と歌声”を学校づくりの合言葉としている同校らしく、音にこだわった内容となった。先月17日には贈呈式も開催され、各家庭に配布された。



 実行委員会に参加したPTA副会長の三枝薫さんは「小学校を心の故郷と思ってもらえるよう、活動に励んだ」と、充実した表情を見せていた。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら中央区 トップニュースの新着記事

さがみはら中央区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS