「今年の上溝中は陸上が熱い」―――。
7月の県中学通信大会(以下県大会)の男子400mリレー(吉見、持地、大箭、寺下)で初優勝した市立上溝中学校陸上部は、今週末に始まる全国中学校体育大会(以下全中、8月19日〜22日、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場)に出場し頂点に挑む。
上溝中躍進の理由は、アンカーを務める寺下堅太と2走の持地将克という2人のエースの存在。寺下は100mと200m、持地は200mでも全中の切符を手にしている。
全中を前に寺下は「強豪校と勝負ができることが楽しみ。目標の43秒台を出せば、結果は付いてくる」と笑顔。持地は「爆発力のあるアンカー(寺下)が控えているので、しっかりバトンをつなぎたい。前を走るランナーがいたら食らい付く」と意気込んだ。
二人は小学生の時から、市内の陸上教室で切磋琢磨してきた間柄。お互い刺激しあい、記録を伸ばしてきた。そのため小学5年のときには、すでにリレーを走ったことも。今のメンバーについて寺下は「持地はもちろん、メンバー全員仲が良く、ケンカしたこともないくらい息はピッタリ」と自信をのぞかせた。
秋の新チーム以降、リレーは無敗。直線が得意の持地を3走から2走に変えて、チームのタイムはさらに上がった。県大会では、予選で44秒46、決勝で44秒34と続けてベストタイムを更新。持地がランナーとの差を詰め、アンカー寺下が追い抜くのが必勝パターンだ。
大金真一郎顧問は「まだまだ未知数。記録は伸びる」ときっぱり。合言葉は「気持ちで負けるな」。夢の舞台で目標の43秒台、ベストタイム更新。上溝中の熱い夏が今始まる。
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