麻溝競技場を全国区に 「クロカン」で市内外にPR
市立相模原麻溝公園(南区麻溝台)と県立相模原公園(同下溝)を会場に12月8日(日)、「第1回相模原小・中学生クロスカントリー大会」(主催は相模原市ほか)が開催される。小・中学生を対象にした同競技の大会が行われるのは市内初。同競技の周知、普及に努めると同時に、両公園に近接する相模原麻溝公園競技場を市内外へPRしていく考えだ。
クロスカントリーとは、自然の地形を生かした起伏のあるコースで競われる陸上競技の一種。両公園を存分に生かすことができるスポーツイベントを模索したところ、競技内容が公園の特徴に合ったことから、同競技の採用が決まった。大会では、両公園の芝生広場や噴水広場周辺のメタセコイヤ並木などを通る小学生2Km、中学生3Kmの特設コースが設けられる。
同大会は、相模原麻溝公園競技場を市内外に広くPRする狙いがある。市スポーツ課によると同競技場は、市内の主要な陸上大会が開催されるため「陸上の聖地」といわれている。競技大会を開催し、地元だけでなく市外の陸上競技の選手や指導者からも注目を集めることで、競技場としの位置づけを高めたい考え。まずは、大会をきっかけに、同競技の周知、普及はもちろん、小中学生長距離走者のレベルアップを図る。大会が成功すれば、コース距離を延伸し、成人の参加も視野に開催が検討される見通し。市は「将来的には全国規模の大会に成長させたい」としている。
同大会には91人がエントリー(10月12日時点)。出場を予定している市立旭中学校(緑区)陸上競技部の部員らは、同競技の魅力について「景色が変わるから楽しく走れる」「空気が違うので、走っていて気持ち良い」と話す。田部日菜子さん(同校3年)は「第1回大会なので、多くの部員が入賞できるように頑張りたい」と意気込みを見せた。
当日は、午前9時45分から順次レースがスタート。小雨決行。詳細は、相模原市体育協会HPへ。
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