さがみはら中央区
公開日：2014.02.20
ホタル復活へ 保全区域に
三ヶ木 宮川周辺
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整備された宮川
市は３日、緑区三ヶ木地区を流れる水路（通称・宮川）周辺でホタルの保全活動を行う「三ヶ木ホタル保存会」の活動区域を「水辺環境保全等活動区域」に指定した。指定は「相模原市ホタル舞う水辺環境の保全等の促進に関する条例」に基づいたもので、ホタルの捕獲に規制が設けられる他、生息環境の保全・再生活動に対し、市から様々な支援を受けられる。
三ヶ木・宮川周辺のホタルは１９５０年頃まで数多く見られていた。年々減少し見ることかできなくなったホタルを復活させようと、地域有志で「三ヶ木ホタル保存会」（小野沢金蔵会長、会員数31人）を２００８年４月に発足。これまで保全活動の他、地元小学生や園児に向けたホタルの自然観察会や「蛍まつり」の開催などを通じて、周知活動にも尽力してきた。結果、昨年は約１００匹のゲンジボタルやヘイケボタルが確認できるまでになった。
同保存会はホタルを中心とした、散歩コースや見学スポットの整備を進めることも計画。最終的には「ホタルの里」を作ることも構想に入れており、第一歩として市へ申請を行い、今回の指定へとつながった。
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