2010年に用途廃止となった相模原横山郵政宿舎(横山3丁目)の取り壊し工事が始まっている。
同宿舎は1972年に建築。約100世帯が入居し、「横山郵政自治会」も運営されていたが、郵政民営化の移行に伴い2010年、自治会が解散となって以降、空き家として放置されていたため、防犯や景観の観点で住環境に問題が多発。地域住民から早期の取り壊しを求める声が挙がっていた。
こうした声を受け星が丘自治会連合会(竹田幹夫会長)は、宿舎の所有者である日本郵政株式会社に対し、市を通じて取り壊しを再三にわたり要望。時期については不明瞭な部分が多くあったが、今年3月、ようやく取り壊しが開始された。工期は9月16日までで、7月中旬には独身寮だった棟が壊され、今は更地となっている(=写真)。残りの家族寮の棟も四方を囲われ、随時取り壊しが進められる。
同所の跡地利用についても同連合会は今後の活用法を問合せており、現在、回答を待っている状態という。竹田会長は、「ようやく要望が通りほっとしている。しかし、近隣の住民は跡地利用について気にしている。地元に還元されるような施設を期待する」と話している。
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