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さがみはら中央区 スポーツ

公開日:2015.03.19

新生SC開幕白星発進

  • ドリブルで相手陣内に攻め込む高原選手=15日、相模原ギオンスタジアム

  • 勝利を信じ詰めかけたサポーター

辛島監督初陣を完勝

 明治安田生命J3リーグ開幕戦が15日、各地で行われた。地元クラブのSC相模原(辛島啓珠監督)は相模原ギオンスタジアムでJリーグ・アンダー22選抜と対戦し、市内出身の工藤祐生選手らのゴールで、辛島新監督の初陣を3対0と勝利。今後に期待を抱かせる完勝劇だった。

 試合は立ち上がりから両者がせめぎ合う激しい展開に。SCは前線の選手らが積極的にプレスをかけるなど、新たなチームスタイルでゴールに迫った。試合が動いたのは前半35分。FW井上平選手のゴールでSCが先制すると、後半11分にもDF工藤祐生選手が追加点。終了間際にもダメ押し点を挙げたSCが、開幕戦を白星で飾った。

 昨季は優勝を目標におきながら、J3リーグ6位と不完全燃焼で終えたSC。今季は森勇介選手や樋口寛規選手らを加え、大幅にチームを刷新。監督には昨季JFL最優秀監督に輝いた辛島氏を招へいし、攻撃サッカーを掲げチームは再スタートを切った。生まれ変わったSCにとって、昨季ホームで3連敗を喫したU-22選抜との開幕戦は、今後に勢いをつけるためにも大事な一戦だった。

 試合を振り返り辛島監督は「結果に満足している。攻守バランスの取れたサッカーでさらに上をめざしたい」とし、詰めかけた3000人を超えるサポーターに優勝を誓った。

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