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公開日:2015.05.06
県自治体初
市ラジオ体操連盟が発足
健康の輪広げる組織へ
ラジオ体操を通した健康づくりの推進を目的にこのたび、「相模原市ラジオ体操連盟」(長野信一会長)が発足し、4月25日には発足会が開かれた。「いつでもどこでも気軽にできる体操」として市内でも愛好者が多く、情報共有や指導者育成に向けての組織づくりがねらいで、県内自治体では初の設立という。
相模原市では2000年に「さがみはら健康都市宣言」を行って以来、スポーツや体力づくりに親しむ機会を多く設け、そこでの交流を通して健康づくりの輪を広げている。関連事業として04年からは「さがみはら市民健康づくり会議」も立ち上がり、健康フェスタを開催するなど、市民の間からも積極的な取り組み活動が見られている。
そんな中、注目されてきたのがラジオ体操だ。3分間で誰でも気軽に運動ができるとして、1928年の放送開始から人々に親しまれてきたラジオ体操は、市内でも愛好者が多く、毎朝各地で体操会が活動している。そこで今回、それらの活動の実態を把握し各団体の横の繋がりを強化したり、情報共有や指導者の派遣などを行い、さらなる健康づくりの輪を広げる目的で浮上してきたのが、ラジオ体操連盟の設立案だ。同会議発足当時からの会長で、NHKの放送などで指導者経験のある長野信一氏を会長として、昨年10月から10回の協議を重ねて活動方針を固めてきたという。設立にあたっては、NPO法人全国ラジオ体操連盟も協力。県下では初のラジオ体操連盟となり、今後は県内各自治体のモデルケースとしての活動をしていきたいと同連盟は意欲を見せる。
今後はラジオ体操の普及・啓発をはじめ、市民への情報提供、団体づくりの支援や、体操会場マップなどの作成にも力を入れていきたい考え。6月14日(日)・28日(日)には長野会長を講師として市内で「ラジオ体操指導者養成講習会」も開催し、同法人公認としての指導者の養成も行うという。長野会長は「いつまでもしっかり動けて長生きできるよう、市民の健康寿命を延ばしていきたい」と話している。講習会の詳細は市コールセンター【電話】042・770・7777へ。
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