神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

レビューショー「ブルーモーメント」の実行委員会を立ち上げた 杉原 くるみさん 南区南台在住 39歳

公開:2016年2月18日

  • LINE
  • hatena

宝塚の華やかさを地元に

 ○…「相模原でも大好きな宝塚のレビューショーを」―。元・宝塚スターを招くため、実行委員会を立ち上げたメンバーの一人。「後援も協賛もわからず始めた素人」と自己評価し、出演者への打診から会場確保、開催告知まで、初めて尽くしの中で地域の人々の支援を得ながら、3月23日の開催にこぎつけた。立案から開催まで4カ月。より大勢に来てもらうため、収益ではなく、売上金を寄付する形での開催を決めた。「当日までやるべきことがいっぱい」。市内各地で打合わせや周知活動に明け暮れる。

 ○…高校時代は体育科に所属し、陸上に打ち込むが、友人の誘いで観劇に興味を持った。その中で出合ったのが「宝塚歌劇団」。最初は各キャストの舞台メイクの違いさえわからない程だったが、東京宝塚劇場に足を運ぶ度、その魅力に取りつかれていった。もともと興味を持つと一途になる性格が高じ、本場の宝塚に通いつめ、同じ公演を何度も観劇する入れ込みよう。「スターの方々の足の長さ、手の動きの美しさ、衣装や舞台の豪華さに夢中になりました」と夢見心地に語る。

 ○…不動産を扱う会社に勤務。業務の中で得た経験や人脈は、イベントの開催や運営にあたり大きく役立っている。体育会系の名残は健在で、ランニングなどでの身体のメンテナンスは欠かせない。「今年はまだ動けないけれど、シーズンが間に合えばスノボに行きたい」と大好きなウィンタースポーツも公演が終わるまではぐっと我慢だ。

 ○…夢に見た地元での宝塚のショー開催。当日までまだまだ安心はできないが、各方面のサポートもあり、地元の一員として実感と感謝を噛みしめる日々だ。公演が成功すれば、ファンがショーを誘致した事例としてどんどん大きなイベントへの成長が期待できる。目標は、2020年の五輪もミュージカルで盛り上げること。憧れの道はいま、始まったばかり。まずは一発、大きな花火を打ち上げる。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook