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「飛躍」期す 挑み続ける23歳 相模原市出身 俳優・稲葉 友(ゆう)さん

文化

掲載号:2017年1月1日号

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稲葉 友さん プロフィール―――1993年1月12日生まれ 相模原市出身の23歳。2009年、第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで過去最多の1万5,491人の中からグランプリを受賞。野球、バスケットボール、ハンドボールなど球技が得意な一方、大の音楽好きでもある。俳優としては10年、テレビドラマ「クローンベイビー」でデビュー。昨年10月期には4本のドラマに出演する等活躍
稲葉 友さん プロフィール―――1993年1月12日生まれ 相模原市出身の23歳。2009年、第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで過去最多の1万5,491人の中からグランプリを受賞。野球、バスケットボール、ハンドボールなど球技が得意な一方、大の音楽好きでもある。俳優としては10年、テレビドラマ「クローンベイビー」でデビュー。昨年10月期には4本のドラマに出演する等活躍

 16歳で「JUNON・スーパーボーイコンテスト」のグランプリに輝き、キラ星のごとく芸能界に飛び込んで早7年。当時、本紙の取材に対し「マルチに活躍したい」と夢を馳せた少年は、その後目覚ましい活躍を見せ、言葉の通り、多才で幅のある「大人」へと階段を上り続けている。

出演ドラマが大反響

 中でも、昨年は取り立てて飛躍した一年だった。とりわけ下半期に仕事が集中し、今までで最多の現場を経験。数多くの俳優、スタッフにかかわることができた。それだけに、新しくものを考えることが増え、「昨年は一昨年よりも違うことができたし、目まぐるしく、刺激になる年だった」と振り返る。役者としては「仮面ライダードライブ」で人気に。その後、演劇の出演が多かった中で、ドラマ「レンタル救世主」では女装男子・薫役に抜擢。難しい役どころだったが、いわゆる「女装男子」の役に「向き合いながらではなく、それを乗り越えたところ」から見事に演じ切った。役どころを捉えるための必死の葛藤が視聴者に伝わったことで、ネット上でも記事が躍り、周囲からの反響も大きかったと実感する。

 役づくりにはストイックで前のめり。女装男子の役では体毛の一部を剃るなどリアルを追求した。「冬は(処理を)さぼりがちになるという、女性の気持ちがわかりましたね」と笑う。オファーは撮影開始の間際だったこともあり不安の中でのスタートだったが、「仕事がもらえたことが素直に嬉しかった」。役の内面や外見から出るイメージの両面から特徴をつかむことや、セリフを言う際の役の心身状態まで研ぎ澄まして役を追い求め、そのための準備は絶やさない。どんな役でも挑戦していく姿勢だが、いま特に演じてみたいのは教師役。自分の世代が教師と生徒の両方の役を演じられる境界にいるが、父親が教師ということもあり、惹かれている。「学校の先生に憧れがあったし、配役が決まったら、親父にいろいろ聞いてみたい」と胸を躍らせる。

ラジオに初挑戦

 一方、昨年からはJ―WAVEのラジオ番組「ALL GOOD FRIDAY」(毎週金曜午前11時30分から)のパーソナリティーを務め、タレント・LiLiCoさんとともに4時間半の生放送という長丁場に臨んでいる。放送中は一歩引いた立ち位置からのスタイルだが、それは「LiLiCoさんが僕をそう見せてくれるから」と謙遜しながらも、「止めたり、突っ込んだり、ボケたりとすぐ反応しないといけない。毎週刺激的ですね」。芸能界で7年、後輩も増え、先輩の立場にもなったが、ラジオの仕事では「新人であり、素人」。新人であることを生かし、わからないことには素直に質問し、そこで得た発見をラジオや芝居に生かす。それでも、新人時代よりあらゆることに気付けるようになったのは、これまでの経験があったからこそ。「一歩ずつですけど、前に進めてる。それがまた面白い」。ラジオの打ち合わせでは、LiLiCoさんから一週間のうちに起きた出来事について聞かれるため、ネタとして話せるよう日々気付いた些細な事を吸収するように。それがまた新たな一面となって芝居に好影響を与えているほか、同番組で担当する「東京の仕事人」たちを紹介するコーナーでは、そこで得られた仕事人たちの考えや思いが驚きや共鳴となり、頭の栄養となっている。それでも、「4時間半の放送はかなり体力を消耗しますけどね」とニヤリ。

 音楽が好きで、今でもプライベートでは役者仲間と曲を作ったり、趣味としてラップもたしなむ。以前はバンドを組んでボーカルを担当していたが、すでに解散。プロ活動の予定はないが、ラジオを始めてからは新譜にも敏感になり、発信していく側として強い責任感をにじませる。

 ファンとの出会いも楽しみ。先日も関西の女子大生グループに声をかけられ、その様子をツイッターに上げたところ大反響。「ファンの方と接することは面白い」。昨年の活躍によって、ファンの数が拡大したと感じることも増えただけに、「こっそり、売れたい」とおどけるも、「仮面ライダーのときや、それこそデビューから応援してくれているファンの方もいる。そのためにも頑張りたい」。

「年男」の自分に期待

 今年は「年男」。「昨年は欲張っていったけど、それで経験できたことが今年どう出るか」と、自分にワクワクする。そして一番の目標は「テレビのCMに出ること」。CMを通じて自分を知るきっかけにし、テレビやドラマ、映画などへのさらなる出演を願う。実は厄年でもあるが、映画、舞台など、「役者の厄年は役が来る」ということから縁起が良いとされるため、年男と併せて「自分に期待してます」と目を輝かせる。「心身を鍛え、何にでも戦えるようにしたい。もっと欲を出していきたい」。最後に、読者に対して「相模原は大好き。地元の人に応援してもらえたら嬉しい。相模原市出身の俳優だと、胸を張って言いたい」とメッセージを述べ、決意を新たにした。

 サイン色紙には「楽じゃない方へ」と添えた。もっと上へ、もっと前へ。挑み続ける23歳は、無限の可能性を信じ、道なき道を歩む。

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