さがみはら中央区 社会
公開日:2018.11.08
検討組織の設置めざす
鹿沼公園などの再整備
淵野辺駅南口周辺の再整備について、市はこのほど、市民や有識者による検討組織の設置をめざす考えを明らかにした。年度内の立ち上げに向けて取り組んでいく方針で、今後は市民への周知に努める意向だ。
同駅南口周辺の再整備をめぐっては、市立図書館をはじめとする公共施設の老朽化に伴い、施設を集約・複合化して鹿沼公園に新規に建設する計画案を昨年末に公表。その後、説明会を実施したほか、パブリックコメントも募集し広く意見を受け付けて来たが、一部で異論が相次いだことや市民理解をさらに深める必要があることなどから、3月をめどとした策定時期を延期していた。
今回示された検討組織は、市民と有識者に分けた2種類の組織を想定。ワークショップや説明会、アンケートなどで寄せられた意見を基に、淵野辺駅南口のまちづくりに関する課題解決に向けて議論を深めていく。市民側の組織には必要に応じて有識者が加わり、アドバイスを行うなどサポート体制も充実させる。事業手法については、これまで市が示した基本計画案にとらわれず、複数のパターンを挙げて最も効果的な事業手法を検討。鹿沼公園全体のリニューアルについても、様々なレイアウトのパターンを検証していく方針だ。
今後の進行について市は、年度内に検討組織が立ち上がった場合、時限を設けずに議論を進めていきたい考えで、検討の進ちょく状況に応じてワークショップや説明会などで広く市民の意見を集めるなど基本計画の策定に向けて取り組んでいく構えだ。担当の市都市計画課では、「まずは(検討組織の設置などの)方針の周知に努めていきたい」と話している。
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