神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

県相伊藤奨真さん 紙飛行機で児童に笑顔を 難民支援コンペで特別賞

社会

公開:2019年7月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
アイデアコンペで特別賞を受賞した伊藤さん
アイデアコンペで特別賞を受賞した伊藤さん

 県立相模原高校に通う伊藤奨真さん(3年)が6月16日、世界の難民問題を考える「未来ドラフト2019〜わたしと難民がつながるアイデア・コンペティション〜」の決勝大会に出場し、グランプリ・準グランプリに次ぐ特別賞を受賞した。

 未来ドラフトとは、世界の子どもに対して支援活動を行っているNPО「ワールド・ビジョン・ジャパン」が昨年から実施しているもので、難民支援に関する独自のアイデアを競い合う大会。29歳以下なら誰でも参加可能で、グランプリ受賞者には、実際に現地でアイデアを実現する権利が与えられる。

「切り口が独創的」

 今回のテーマは、アフリカの難民居住地で過酷な生活を送る、民族や国籍の異なる子どもたちに行う「一生忘れられない授業」。全国から223件の応募が寄せられ、1次審査を通った8件が決勝に残った。

 伊藤さんがプレゼンしたのは、子どもたちを対象に行う紙飛行機教室。民族、国籍、言語を選ばず楽しめることを前面に、航空力学などの学習としても有用なことなどを盛り込み、審査員から「切り口が非常に独創的」などの評価を得た。

 伊藤さんは小学生の時、小惑星探査機「はやぶさ」帰還のニュースを目にして以来、ロケットや航空機の虜に。高校では「県相紙飛行機研究会」を結成しており、飛距離を伸ばすため日々試行錯誤を重ねている。今回の結果に伊藤さんは、「実現したかっただけに悔しいが、自分の取り組んでいることが社会問題に応用できる可能性を知ることができた」と話した。

決勝大会で登壇
決勝大会で登壇

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

泣き相撲参加者募集

亀ヶ池八幡宮

泣き相撲参加者募集

5月26日(日)

4月24日

児童がキャラ考案

富士見小

児童がキャラ考案

地元産キウイの普及へ

4月23日

新人にマナー研修

「とぶ」生き物が集合

「とぶ」生き物が集合

ふれあい科学館で企画展

4月20日

恒例の「ぷちまるしぇ」

恒例の「ぷちまるしぇ」

4月28日、横山台で

4月19日

人気の「溝の朝市」

上溝商店街

人気の「溝の朝市」

4月21日開催

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook