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上半期終了 区内の特殊詐欺認知件数 前年と比べ「ほぼ横ばい」

社会

公開:2019年8月1日

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律儀な高齢者が標的

 相模原警察署は、2019年6月末時点で区内の特殊詐欺認知件数が20件(暫定値)で、ここ5年で最多だった昨年の同時期と比べ「ほぼ横ばい」であることを明らかにした。

 昨年1年間の区内での同被害認知件数は56件、被害額は約9474万円だった。今年上半期が終わった時点で20件の被害が認知されており、同署生活安全課は「昨年と比べ、ほぼ横ばいで推移している。折り返し地点を迎え、件数と共に被害額も減らせるよう、引き続き撲滅活動に力を入れていく」と話している。

 オレオレ詐欺から始まり、架空請求詐欺、還付金等詐欺などの総称である特殊詐欺。金銭の授受方法として、以前は「振り込め型」が主流であったが、現在は直接受け取りに来る「手交型」に変わりつつある。さらに金銭を渡すのではなく、キャッシュカードなどを用意させ、玄関先で偽物と交換する「すり替え」が流行っているという。区内では6月に2件、75歳と79歳の女性宅で、キャッシュカードをだまし取られる事件が発生。2人とも手渡した後で異変に気付き、すぐに同署に連絡。金銭の被害は出なかったが、キャッシュカードは持ち去られたままだ。

 同課によると、犯人グループは声が残るのを嫌うため、迷惑電話防止機能付きの電話機などが対策として効果的だという。コール音の最中に掛け手にメッセージが流れ、実際に録音されるものだ。従来の電話機でも、留守電に切り替わるまで待ってから受話器を取るという手段があるが、「高齢者には律儀な方が多く、録音まで待てずに出てしまう人が多い。犯人はそんな高齢者の心理を狙ってくるので、電話でお金の話がでたら警察まで連絡を」と呼びかけている。

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