小山地区の住民宅で7月27日、「だれでも食堂フルーツポンチ」がプレオープンし、子どもから大人まで多くの地域住民でにぎわいを見せた。同団体主催。
氷川町で2年前まで行われていた「子ども食堂」をリニューアルしたもので、主催者の「子どもに限らず、困っている人みんなに手を差し伸べたい」という思いから、全世代を対象に実施されることになった。加えて、総合相模更生病院が協賛につき、アレルギー問題などにいち早く対応できるよう支援体制を強化。市民団体「きらくクラブ」のメンバーや、元教師、主任児童委員、法政大学ボランティアサークルの学生らがスタッフとなり、食事だけでなく学習支援や地域交流、フードロス対策など、多様なテーマを掲げて実施された。
多世代での交流楽しむ
27日は、地域の小学生から高齢者まで約35人が参加。コープ共済などから提供されたフードロス食品を使って調理されたカレーライスや、フルーツポンチが振る舞われ、参加者は多世代で会話を弾ませながら、食事を楽しんだ。食事が済むと、小学生は持参した宿題を大学生に教わりながら解いたり、親世代は子育ての悩みを児童委員に相談したりするなど、思い思いに過ごしていた。
終了後にスタッフらは、「今日を踏まえて次回に生かしたい。今後も継続的に実施することで多くの方に来てもらい、支援者と利用者の双方が安心できる場になれば」と話していた。
次回は、8月17日(土)に木藤さん宅(中央区相模原1の4の4)で開催される。時間は午前11時から午後3時30分までで、好きな時間に参加することができる。メニューはそうめんとフランクフルトを予定。費用は子ども100円、大人300円。保護者同伴で未就学児の参加も可能だ。
詳細・問い合わせは、きらくクラブの梅谷代表【携帯電話】090・4918・7606または、【メール】fru.ponchi@gmail.comへ。
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